すべては何かのために vol.2
某テレビ局の『セブンルール』という番組でふと考えさせられる言葉が飛び込んできた。
「美味しいの向こう側」・・・料理家・パーティーなどの演出家みたいな人が取り上げられていて、独特の発想とトータルコーディネートが映し出されていた。
その人が発した言葉ではなく、取り上げられていた人の会に参加されていた人の感想の中に飛び込んでくる言葉があった。「美味しいの向こう側」は何?と聞かれてもパッと答えは出てこない。とても深い言葉なのだろうか?その人は料理だけではなく、器一つ一つにこだわりを持ち、場所の雰囲気も変わっていた。回りに点在しているいろんなモノを料理にアクセントを持たせるようにしているのかもしれない。魅力満載でした。
番組を見てる途中からすぐにサッカーに当てはめてしまい、サッカーの楽しいの向こう側って何だろう?と深く考えてしまった。サッカーでの向こう、プレー中?観戦中?サッカー全体での事?面白い考えにもたどり着けない。最近言葉を深掘りながら考える機会が増えてきているがなかなか難しい。昔大学の恩師が言ってた言葉に「テクニックがある人はたくさんいる、でもテクニシャンは少ない」と言っていた。マジックはできるけど、マジシャンにはなれないとかと一緒で技術があっても人を魅了できないといけない。そういうことが向こう側なのかと少し考える。
いろんな人にこれからサッカーの楽しいの向こう側を見せれるように、味わってもらえるようにしたい。沢山の向こう側の答えが見つけれたら、楽しいに違いない。