すべては何かのために vol.13
少年団
地元の少年団からサッカーを始めた。
クラブチームが無い時代で今みたいに沢山の選択肢があるわけじゃなかった。
サッカーをする場所が少年団しかなかったが仲間にも恵まれて沢山楽しめた。
時間が来たら、みんなで一列になり大きな声で挨拶し、グラウンドに一礼。
グラウンドを何周かしながらも大声で声出し、その後みんなで体操。ここでも大声でイチ・ニ・サン・ニイ・ニイ・サン・・・。
それからリフティングをみんなで競い合って、学年別で練習でした。
リフティング大会は少しずつ年を重ねる毎に最後まで残れるようになった。
リフティングで一番になるために毎日練習してたように思う。
負けず嫌いだったのか、目立ちたかったのか、リフティングの回数が上がるのが楽しかったのか、どういう理由で頑張ってたのかは思い出せないがそこでの経験は今に活きてると思う。
人前で頑張る姿を見せたくなかったので、陰でコソコソ練習してた。
人一倍ボール蹴ってたかな(笑)
少年団でのチーム経験での一番大きい出来事は全国大会に出た事だろう(少年団で全国大会に出た実績は1回だけだろう)ミロカップ。今はもう無い大会かもしれない(笑)
オーストラリアのチームと試合した。貴重な体験をさせてもらえた。
個人的には選抜チームに選んでもらって、沢山の場所に行って色んな人とサッカー出来た。
市の選抜・県の選抜でいつもなら一緒にできない人たちとボール蹴れた。
ライバルも沢山いた。
良い思い出だ。
今少年団があまり良く言われない。当番や縛りが沢山ある。
クラブチームに人が流れていってる現実はある。良い環境に人が流れる。
だけど、それぞれに良さはある。
常に時代に合わせて変化できる態勢をとってほしいと願う。
少年団でサッカーできたことで沢山の仲間・友達が出来た。
幼馴染とサッカーできた・・・それがスタートの気持ちだった。
育ててくれた場所には感謝してる。