すべては何かのために vol.45 「安全靴」

慎STYLE

安全靴でサッカーする場所でサッカーする人に初めて出会いました(笑)

ある団体の代表からサッカーイベントをして欲しいと頼まれて、開催しました。

せっかくやるなら良い場所がいいと思い、岡山県のプロサッカーチームでJリーグ2部に所属しているファジアーノ岡山が練習や活動している政田サッカー場の人工芝を予約し、やることにしました。

ファジアーノ岡山を身近に感じてほしかったのとそこでサッカーをやった後にファジアーノ岡山の試合を観に行くという企画もできるかという考えがありました。

団体に参加されてる・関わりのある老若男女が対象でした。代表が気を利かせてくれて、関わりのある子供たちをたくさん声掛けしてくれてました。有り難い。

初企画にもかかわらず、沢山の方々のご参加を頂きました。

その中で目立ってる人が2人居て、かなりの年配の方と安全靴を履いてる方でした。

年配の方に得点を取ってもらおうと、チーム内の暗黙の了解のようにパスを供給してました。

若い子たちの一生懸命な忖度に面白さを感じました。

若い子はさりげなく、「おじいちゃん」「おじいちゃん」と連呼し、言ってる事に自分でウケながら笑いながら遊んでました(笑)

おじいちゃんだけれども・・・そこも気を遣おう。

日頃サッカーしてないのに一際動く人がいました。

しかも足元は安全靴。

脚に安全靴の先が当たれば、悶絶に近い感じになるに違いない危ない靴。

そんな人が一際動くので、危ない・危ない(笑)

でもそれが面白くて仕方なかったです。

動いてないからおぼつかない足取り続きで、いつ転んでもおかしくない動きが良かったです。

それでも頑張る姿にプレーで魅せる事に関して、安全靴とか身に着けてるものではないと改めて思わせてくれる事になりました。

サッカーはボール1個でもあれば、年齢・性別・サッカーやってる・サッカーやってないとか関係なく誰でも楽しめるスポーツです。

海外でのストリートサッカーは裸足でも狭い場所でもボール1個あればできる。

誰でもどんな状況でもできるんだよというサッカーの気軽さもたくさんの方に届けれたら最高ですよね。

できないをできるに変える環境は誰にでも作れる。